「bybit(バイビット)で取引を行ってみたいけど、手数料ってどうなっているの?」
「手数料」って、気にしなくてもいいほど微々たる金額ですけど、やっぱり気になってしまいますよね。
その疑問にお答えします。
この記事を読んで分かること
- bybit(バイビット)での「5つの手数料」
- 手数料を「安く抑える4つのコツ」
bybit(バイビット)は、2018年に誕生したばかりで、取引は行っているけど「手数料」については、正直そこまで詳しく理解されていない人もいると思います。
bybit(バイビット)には、手数料が大きく分けて5つあります。無料なものから、なかには不思議なことに手数料を受け取れてしまうものまであります。
また、手数料を安く抑える4つのコツもありますので、今回は、そんなbybit(バイビット)での「手数料」について、丁寧に解説していきます。
もくじ
bybit(バイビット)での「5つの手数料」
まずは、5つの手数料について、以下をご覧ください。
ポイント
- 取引手数料
- 入金手数料
- 出金・送金手数料
- Funding手数料
- コンバート手数料
上記について、これから一つずつ詳しく見ていきましょう。
取引手数料
まず1つ目は「取引手数料」についてです。表にまとめましたので、見ていただければと思います。
【USDT無期限契約】
通貨ペア | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
BTC/USD | -0.025% | 0.075% |
ETH/USD | -0.025% | 0.075% |
XRP/USD | -0.025% | 0.075% |
EOS/USD | -0.025% | 0.075% |
【インバース無期限契約】
通貨ペア | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
BTC/USDT | -0.025% | 0.075% |
ETH/USDT | -0.025% | 0.075% |
BCH/USDT | -0.025% | 0.075% |
LINK/USDT | -0.025% | 0.075% |
LTC/USDT | -0.025% | 0.075% |
XTZ/USDT | -0.025% | 0.075% |
参考
- メイカー:成行注文
- テイカー:指値注文
ここで「メイカー手数料」を見て、疑問に思った人は鋭いです。マイナス表記になっていますよね。
つまりこれは、メイカーで指値注文をすれば「手数料を受け取ることができる」ということになっています。
こちらに関しては、後ほど「手数料を安く抑えるコツ」で紹介していきます。
入金手数料
2つ目は「入金手数料」についてです。
ポイント
入金手数料は「無料」となっています!
注意ポイント
ただし、送金元の取引所などで手数料がかかってしまう場合がありますので、そこはよく確認して入金するようにしましょう。
入金についての詳しい記事はこちら
bybit(バイビット)の入金方法は?それぞれの特徴を詳しく解説!
「bybit(バイビット)での入金方法が知りたい!」 「しかも、分かりやすくスクショされた解説が見たい!」 という方の為に書いてみました。 こちらの記事を読んでいただければ、bybit( ...
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出金・送金手数料
3つ目は「出金・送金手数料」についてです。
ポイント
出金・送金手数料は「無料」となっています!
好きなときに気にせず、出金することができます。
Funding手数料
4つ目は「Funding手数料」についてです。
ポイント
Funding手数料とは、「資金調達率」のことです。
要するに、仮想通貨を持っている間にかかる金利にあたります。
資金調達料は日本時間では、9:00・17:00・1:00の1日3回ほど発生します。つまり、この時間にポジションを持っていた時に、資金調達料が発生するという仕組みになっています。
そして、この資金調達料は「資金調達率」で決まるのですが、計算がやや複雑になっています。下に計算式を書いておきます。
参考
資金調達率 = プレミアム指数 +(金利-プレミアム指数, 0.05%, -0.05%)
ですが、安心してください。この計算式が分からなくても、取引画面に表示されていますので、そこで確認すれば大丈夫です。
コンバート手数料
最後5つ目は「コンバート手数料」についてです。下に特徴をまとめてみました。
特徴
- コンバート手数料:両替の際に発生する手数料
- 両替できる通貨:BTC/ETH/EOS/XRP/USDT
- 定率0.1%(リクエストごとに)
また、両替には限度があり、通貨によって違います。
通貨 | 最低額 | 1回の最大限度額 | アカウント24時間最大限度額 | 取引所全体最大限度額 |
BTC | 0.001 | 200 | 200 | 2,500 |
ETH | 0.01 | 500 | 1,000 | 20,000 |
EOS | 2 | 20,000 | 50,000 | 750,000 |
XRP | 20 | 200,000 | 1,000,000 | 28,000,000 |
USDT | 1 | 2,000,000 | 2,000,000 | 20,000,000 |
bybit(バイビット)で手数料を「安く抑える4つのコツ」
次に「手数料を安く抑える4つのコツ」についてです。まずは以下をご覧ください。
ポイント
- 取引をメイカーで行う
- 資金調達率を確認しつつ取引を行う
- 資金調達率の高い通貨で取引を行う
- 入出金をまとめて行う
上記について、これから一つずつ詳しく見ていきます。
取引をメイカーで行う
1つ目は「メイカーで取引を行う」についてです。
これは、先ほど「取引手数料」で解説しました。
- メイカー:0.025%分の手数料を受け取れる(+)
- テイカー:0.075%分の手数料を取られる(-)
ポイント
上記の手数料で、プラスマイナス0.1%の違いですから、取引はメイカーで行うようにしたいですね。
資金調達率を確認しつつ取引を行う
2つ目は「資金調達率を確認しつつ取引を行う」についてです。
bybit(バイビット)では、うまく資金調達料をもらえるポジションに意識して立ち回っていくことができるかが、手数料を安く抑えるコツになっています。
具体的に言うと
- 資金調達率がプラス:ショートポジション
- 資金調達率マイナス:ロングポジション
資金調達率の高い通貨で取引を行う
3つ目は「資金調達率の高い通貨で取引を行う」についてです。
bybit(バイビット)では「資金調達率」が取引通貨によって違います。
ポイント
なるべく「資金調達率の高い通貨」を選んで取引を行いましょう。
そうすることによって「資金調達料」をより多く獲得することができます。
入出金をまとめて行う
最後4つ目は「入出金をまとめて行う」についてです。
先ほども見てきましたが、bybit(バイビット)では、入出金に対しての手数料は「無料」となっています。
ですが、マイニングにかかる費用は別途、必要になってきます。
ポイント
この費用は、入出金の金額には関係ないので、小出しにするよりもまとめて行ったほうがお得になります。
bybit(バイビット)の「手数料」についてのまとめ
今回は、bybit(バイビット)の「5つの手数料」と「安く抑える4つのコツ」についてまとめてきました。
おさらいです。
おさらい
~5つの手数料~
- 取引手数料
- 入金手数料
- 出金・送金手数料
- Funding手数料
- コンバート手数料
~安く抑える4つのコツ~
- 取引をメイカーで行う
- 資金調達率を確認しつつ取引を行う
- 資金調達率の高い通貨で取引を行う
- 入出金をまとめて行う
bybit(バイビット)で手数料がかかってしまうのは、「取引手数料」「Funding手数料」「コンバート手数料」の3種類です。かかってしまうと言っても、ほかの取引所を比べれば金額は安く設定されています。
ただし「資金調達率」については、常に変化しているし複雑ですから、しっかりとした理解が必要になってきます。
「手数料」は、一見すると微々たる金額ですが、”塵も積もれば山となる”ですね。
bybit(バイビット)で「手数料」を安く抑えつつ、正しい理解で取引を行っていきましょう!