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bybitの分離マージンとクロスマージンについて丁寧に解説!

「bybit(バイビット)の”分離マージン”と”クロスマージン”って何が違うんだろう……?」

最初聞いた時にはみんな思いますよね。

 

こちらの記事を読んでいただければ、その疑問は解決します!

 

この記事を読んで分かること

  • 分離マージンとは何か?
  • クロスマージンとは何か?
  • 自分にはどちらのマージンが向いているのか

 

海外の取引所であるbybit(バイビット)は、レバレッジ管理方法に「分離マージン」と「クロスマージン」の2種類が用意されています。

 

今回は、そんなbybit(バイビット)での2種類のレバレッジ管理方法(分離マージン、クロスマージン)について、丁寧に解説していきます。

 

 

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もくじ

そもそもマージンって何?

 

まずは「マージン」という言葉から説明します。

 

ポイント

マージンとは、「証拠金」のことです。

 

bybit(バイビット)は、FXトレードを行う取引所ですので、「証拠金」が必要になってきます。FXの世界においての「証拠金」というのは、それを担保にして取引を行うことを指します。

 

なので、この「証拠金」というは、これを元にレバレッジによって、自分はいくらまで取引ができるのかというのを知ることのできる、大事な指標になっています。

bybit(バイビット)では、この「証拠金」をいくらFXトレードに使うのかというところで、2種類の方法を用意されてます。それが、はじめにも登場しました「分離マージン」と「クロスマージン」です。

ここからは、この「分離マージン」と「クロスマージン」について、解説していきます。

 

 

 

分離マージンとは?

 

まずは「分離マージン」についてです。

 

ポイント

分離マージンとは、口座残高の一部を使って取引を行う方法になります。

 

レバレッジ取引に不安のある人や慣れていない人は、この「分離マージン」がおすすめです。

例を挙げて見ていきましょう。

【例】

  • 口座残高:100円
  • 取引したい証拠金:50円
  • レバレッジ:100倍(50円×100倍=5,000円)

 

上記のように、口座残高(100円)から自分で取引したい証拠金(50円)にだけレバレッジ(100倍)をかけて取引することを想定します。

bybiyマージンとは

 

ポジション維持率は100%からのスタートとなり、ロスカット率を50%とすると、この場合だと2,500円以上の含み損になると、ロスカットが起こります。

このとき、ロスカット後の口座残高は75円(口座に残っていた50円+ロスカット後に戻ってきた25円)となります。

 

このように「分離マージン」では、口座残高の一部を残したまま取引が行えるようになっています。これが「分離マージン」の基本的な考え方になります。

次からは、レバレッジ取引において大切な計算方法を見ていきましょう。

 

 

分離マージンの必要証拠金と維持証拠金計算

 

まずは「必要証拠金」と「維持証拠金」についてです。

「分離マージン」での、必要証拠金はレバレッジによって計算されます。

 

参考

「必要証拠金」=契約サイズ×参入価格÷レバレッジ

 

また、維持証拠金は下記のようになります。

 

参考

「維持証拠金」=ポジション価格×維持証拠金率

 

 

分離マージンのロスカット計算

 

次に「ロスカット」についてです。

bybit(バイビット)では、ロスカットを「破産価格」として独自に基準を設けています。この「破産価格」を下回ってしまったらロスカットが起こります。

「分離マージン」での破産価格の計算は、取引の種類やロングするのかショートするのかによって変わってきます。下記を参照してください。

 

 

 

USDT無期限契約

 

こちらは「USDT無期限契約」での、ロング・ショートの計算式になります。

 

参考

【ロング】

「破産価格」=参入価格×(1必要証拠金率)

【ショート】

「破産価格」=参入価格×(1必要証拠金率)

※ロング・ショートで異なるところだけ赤字にしています。

 

 

インバース無期限契約

 

次に「インバース無期限契約」での、ロング・ショートの計算式になります。

 

参考

【ロング】

「破産価格」=平均参入価格×(レバレッジ1)÷レバレッジ

【ショート】

「破産価格」=平均参入価格×(レバレッジ1)÷レバレッジ

※ロング・ショートで異なるところだけ赤字にしています。

 

 

クロスマージンとは?

 

次に「クロスマージン」についてです。

 

ポイント

クロスマージンとは、口座残高のすべてを使って取引を行う方法になります。

 

口座に預けたお金すべてを使って、大儲けを狙いたい人は、この「クロスマージン」がおすすめです。

 

しかし、大きな利益を狙えるということは、逆に大きな損失リスクもありますので、そこに気をつけながら取引を行いましょう。

クロスマージンにおいても、分離マージンと同じく計算方法をみていきましょう。

 

 

クロスマージンの必要証拠金と維持証拠金計算

 

まずは「必要証拠金」と「維持証拠金」についてです。

「クロスマージン」では、口座残高のすべてを使って取引を行うため、レバレッジは自由に設定できず「100倍のみ」となっています。

 

参考

「必要証拠金」:100倍で計算される。

 

また維持証拠金は、分離マージンと同じく下記のようになります。

 

参考

「維持証拠金」=ポジション価格×維持証拠金率

 

 

クロスマージンのロスカット計算

 

次に「ロスカット」についてです。

ロスカットについても、分離マージンと同じく「破産価格」として表され、取引の種類やロングするのかショートするのかによって変わってきます。下記を参照してください。

 

 

 

インバース無期限契約

 

下記は「インバース無期限契約」での、ロング・ショートの計算式になります。

 

参考

【ロング】

「破産価格」=(平均参入価格÷契約数)+(資産残高-注文証拠金)÷1.00075×契約数

【ショート】

「破産価格」=(平均参入価格÷契約数)+(資産残高-注文証拠金)÷0.99925×契約数

※ロング・ショートで異なるところだけ赤字にしています。

 

 

bybit(バイビット)の分離マージンとクロスマージンについてのまとめ

 

今回は、bybit(バイビット)でのレバレッジ管理方法である「分離マージン」と「クロスマージン」の2種類について、まとめてみました。

 

まとめ

  • マージン:証拠金のこと
  • 分離マージン:口座残高の一部を使って取引を行う方法
  • クロスマージン:口座残高のすべてを使って取引を行う方法

 

FXトレーダーになるには、レバレッジ管理は欠かせないスキルとなってきます

「分離マージン」で取引をするのか「クロスマージン」で取引をするのか、どちらにしてもしっかりとリスクを考えたうえで取引を行いたいですね。

このbybit(バイビット)の制度をうまく活用して、FXスキルを上げていきましょう。

 

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